人生で初めて転職活動をした話

転職軸はブレまくりだったけど、人生の記録としてここにまとめておくのも悪くないと思った。

現職で感じた不満

今は都内のIT企業に勤めているんだが、所謂SESってやつで基本的に自社ではなく契約先の企業に派遣されて働くことになっている。

そもそも新卒時に何故客先常駐させる企業を選んだのかというと、客先常駐される人はテストや運用などの下流工程を担当することが多いという印象を持っていて、上流工程と比べると頭使わなくてラクな仕事が出来そうと考えたため。

…ま、実際は設計など上流寄りの業務もやらされることになったんだけどね。

何より客先常駐が合わなかった

客先常駐の不満についていくつか書いておく。

案件によって業務内容や環境が異なる

環境に適応するのが大変

案件が変わると、その現場の業務内容を新たに覚えたり、人間関係の再構築をしないとで結構負担が大きかった。

現場によって合う合わないが結構ハッキリ出るのよね。。

だから現場初出勤日はいつも緊張で落ち着かなかった。これからどういう人に何を言い渡されるんだろうという怖さ。

加えて客先の勤怠ルールなども覚えないといけない。

これが地味に大きかった気がする。

最初に飛ばされたところは結構ゆるいところで、毎月の勤怠表さえしっかり入力してればOKという感じだった。

ただ次に飛ばされたところやコールセンターではGWSやTeamsといったチャットツールを使っていて、業務開始時や休憩時、退勤時に専用のチャットでメッセージを飛ばさないといけなかった。

最初の現場がゆるかっただけに時間に縛られているようで苦しかったよ。。

休憩終了時もメッセージ飛ばすわけだから、60分以内に休憩やめないといけないという落ち着かなさもあった。

後は現場によっては日報を書かされたんだけど、報告ではなく日記の感覚で書くと指摘を受けたんだわ。
(なんで他所の会社の人にあーだこーだ言われないといけなかったんだ。)

小さなタスクだとしても、どんな気づきを得て何に活かすかを書かないといけなかったからとにかく毎日がストレスだった。

自分はただボーっと仕事していたいのにな。。

その現場はメンタル崩壊してすぐやめたけど。

初心者気分から抜け出せない

色々な案件を経験したが…一度学んだことが次に生かせる機会が少ない!!

業務内容がガラリと変わってしまうわけで本当にゼロから覚えなおしをしないといけなくなる。

今まで業務で扱ってきた知識はほぼ過去のものとなってしまった。。

だからいつまでも初心者から抜け出せないようで漠然と将来が不安になってくるんだわ。

客先常駐だとスキルが上がらないと言われているのはこういう意味もあるのかなって。

自社の都合を客先のスケジュールとすり合わせないといけない

自社にて月一で行われる定例会とか、一時期勝手に任命されて相談受ける側やっていたメンター面談とか…派遣されていても自社都合で業務時間を割かないといけない機会が定期的に発生した。

基本的に業務時間内でやれと言われるから、どうしても客先に「この日のこの時間不在になるけど問題ないか」等相談しないといけなくて面倒だったし気まずかった。

案件によっては業務の調整も必要だったり…メンター面談無ければ今日残業しなかっただろうなとか考えた時もあった。

自社内勤務だったらこんなことする必要なかっただろうに。。

 案件面談の存在

入社した頃に感じたギャップだが、就活の面接を突破したのにさらに案件面談をやらされるのには驚いた。

面談と言いつつ面接だったし、派遣される予定の会社の人と話すことになるから事前準備に時間かかったり企業によっては答えにくい質問されることもあってしんどかった。

営業や部長との事前の面談練習もストレスだったな…やりたくてやってるわけじゃないのになんでこんなにボロクソ言われないといけないんだろうとか、業務経歴書に書いているのになんで過去の案件について細かく説明しないといけないんだろうとか不満を抱え込んでた。

というか同じ部署の同期は顔合わせ程度で終わったのに何で自分は真面目に面接なんて受けないといけなかったのか…先輩ガチャも外したし理不尽に感じた。

敢えて利点を言うなら…?

客先常駐の利点を言うなら、辛い現場に当たったら相談次第で現場を変えてもらえるところかな。

逃げ道が存在するということだね。

自分も実際に何度かメンタル崩壊して変えてもらった。

派遣先が都会限定なのどうよ

常駐先地域が限定されていて、実家からの通勤が大変な場所が多かった。

これは面接の時に事前に確認してなかった自分も悪いのだが…。

立川周辺とかで案件取ってきてくれるかなと思ったけど、厳しいと言われたよ…。

結局長時間通勤に限界感じて川崎で一人暮らしすることになったのよね。

環境がガラリと変わるのは自分にとってはストレスだったわ。。

川崎はゲーセン多いし遠出もしやすいんだけど、海沿いだから首都直下型地震が起きたときに津波等で命落とす危険性もあっていつまでも住むわけにはいかないんだわ。

IT自体も関心が無くなってきた

IT企業を選んだ理由としては単純に将来性があったから。

確かに働いててもITは将来性あると思った。

ただ…内容が難しいだけでなく、一つのシステムでも度重なるアプデによって機能が大きく変わってしまったりと変動も激しくて常に勉強が必要なのは自分には合わないと感じた。

過去に取ったIT資格の勉強も今思うと時間の無駄だったかな…とも思える。というか実務で役に立ったのってCCNAくらいなんだが。

やはり自分は一度学んだ知見は今後も活かせるようにしていきたいのよね。

ITは何かを学んでも将来的にそれを使い続けられる保証はない。

変化を好む人なら良いんだろうが、そうでない人にとっては地獄よ。

別職種への関心が出てきた

水処理施設の仕事が滅茶苦茶気になってた

以前参画していたとある案件がとても納期が細かくタイトに設定されていて精神的に疲弊してしまったことがあった。

その時もちょっと転職のことを考えて、納期の無い仕事が無いか調べていたところ、水処理施設の維持管理の仕事がおすすめだというブログを見つけた。

仕事内容としては基本は水質検査等の定常作業が中心で、残りの時間は緊急時のための待機時間となるそう。

その待機時間を資格の勉強に充てられるらしい。

納期無しノルマ無しで生涯にわたるスキルを身に着けられる仕事。

これほどストレスフリーで魅力的な仕事を見つけて以来、こういう職種に就きたいと強く思うようになった。

好きで人間に生まれたわけではないんだから、なるべくストレスフリーな人生を歩みたいじゃん?

ここでもミスマッチが発生

現職の上司に相談したら、ITでも運用系なら似たような仕事ができると聞いたから部長や営業に相談して案件を探してもらった。

…でも、会社の営業力があまり強くないのかあまり「これだ!」という案件は提示されなかった。

理想を叶えるために我儘も沢山言ったけど、部長は納期無し且つ定常作業メインの仕事なんて理想が高すぎるし少しは営業の期待に沿うようにしてくれなんて言ってくるし、営業も相変わらずズレた案件ばかり持ってきた。

構築案件だったり、運用でも非定型作業を行って今後これがメインとなるような案件とか…。

結果的に自分には絶望的に向いてないコールセンターの案件に参画することになった。

なんでこれに承諾したのかというと、提示された案件の中ではコールセンターの勤務形態が一番水処理施設の仕事に近いと感じたから。

構築案件だと結局今までと変わらないだろうし、コールセンターってトークスクリプトが用意されているケースが大半だと聞いていたからそれがあるなら多分やっていけるだろうと思った。

…ま、自分が入ったところはトークスクリプトなんてものは存在しなくて地獄を見る羽目になったんだがね。

ともかく、この会社に留まるといつまでも水処理維持管理のような理想的な仕事は出来ないと思い転職しようと思った。

全てが悪かったわけではない

色々現職の文句書いたけど、良かったところも勿論あったよ?

社員は接しやすい人が多かったし、固定残業代の廃止などホワイト化が進んでいったところは社員のことをちゃんと考えていると思った。

それに合う合わないはあれどブラックと言える客先に飛ばされることは基本無かったからそこは救われた。

ただね、客先常駐が自分に合わなかっただけなのよ。。

寧ろ変化を楽しめる人なら向いている会社だと思う。

転職活動の記録

ここからが本題だったり。

リクルートエージェントに登録

ZOOMで初回面談を受けた

リクルートエージェントは求人数がとても多く、転職希望者なら必ず登録しろと言われていたから取り敢えず登録して面談の予約を入れた。

面談担当のエージェントは女性の方だった。

もともと転職はのんびり進めていこうと考えていたんだが…そのエージェントから年齢的に今は第二新卒にあたるから、キャリアチェンジしたいなら今が一番可能性あるし、その可能性にかけてほしいと言われて今から本格的に転職活動を始めようと思った。

ま、今の仕事が嫌なのもあったけどねw

求人に応募してみた

マイページのレジュメに職務経歴など入力して、エージェントにチェックしてもらったらもうポンポン応募しちゃっていいと言われた。

履歴書や職務経歴書など、企業に提出する書類は別に用意しないといけないのではと思いきやレジュメの内容がそのまま書類選考で使われると聞いた。

最近そういうシステムになったらしいが、わざわざ時間かけて手書きの履歴書を作る手間が無くなったと思うと便利な時代になったと思う。

というか転職活動ではエントリーシートはほぼ書かないのね。

新卒の頃ESマトモに通った記憶無いから少し助かった…w

水処理施設の仕事に応募したが…

リクルートに載っている水処理施設の維持管理系の求人に沢山応募したけど…書類が通らない!!

まぁ…どこも必須要件満たされてないからね…当たり前っちゃ当たり前なんだが。

リクルートだと基本的に経験者を望む求人が多いと感じたから、試しにindeedにも登録して本当に未経験OKだという求人に応募してみた。

地元の会社でかなり気になっていたところではあるんだけど…翌日担当者からメールが届いて中身を見たら、なんと女性の仮眠室が無いからお断りと書かれていた……なにこれ。

夜勤はあるものだという認識だったからそれはいいんだけど、選考すらさせてもらえないなら予め女性お断りと求人票に書いてくれ。無駄な期待をさせないでくれ。。

他の似たような内容の求人にも応募したけど…これも女性にはハード面で厳しいのでダメだと言われた。

インフラ業界ってもともと男性優位なところだったのね。。

転職会議とかで社員の口コミみてもこの業界で女性は働きにくいとあったり、そもそも給与額見て「ちょっとこれは…」となったから自分は行くべきではないのかなと思うようになった。

社内SEの仕事に応募してみた

IT職種だと書類通りやすかった

自分は水処理関連の仕事は出来ないんだ…と諦め、転職軸を見直すことに。

大学時代に学習塾で事務のバイトしてたのもあり、バックオフィス系の仕事にも関心があった且つ現職の知見を活かせそうだと思い社内SEの求人にいくつか応募してみた。

IT自体は関心なくなっているとはいえ、PCのキッティングや社内ヘルプデスクとかならやってもいいかなって。。

さすがにIT業界で働いているだけあって、社内SEの書類は割かし通りやすかった。

結構大きな会社の書類も通ってびっくりした。

まぁ書類が通ったら次は面接となるんだが…ちょっと不満点が。。

…在職中だから面接の予定が入れにくい!!

基本どの会社も平日の日中帯しか予約とれないし、当時の派遣先はシフト制だったから直近だと簡単に休み取れなかったし、元々有給とってた日に複数社ぶち込むしかなかったよ…。

企業研究や志望動機の作成やらで平日の空き時間さえ労力使うのに、面接あるせいで休日もあまり休まらなかった…。

マジでこのために内定決まる前に退職しようかと思ったわ。(しなかったけど)

数社面接受けたけど…

折角書類通ってもやはり面接で落とされちゃうね。。

一次面接さえ2社しか通らなかったよ。

聞かれる内容はどこも大体一緒なんだけど、どうもアウトプットするのが苦手だわ。。

一応自分なりの言葉で説明はしたけど、つらつらと長く話そうとするとまとまりがつかなくなってしまうのよね。

コミュ障丸出しになってしまう。。

後からエージェントからのアドバイスで、転職の面接はあくまでコミュニケーションの場だから内容は2行ほどで端的に伝えるのが理想だと言われた。

面接って受ける側は自分をアピールするためにとにかく沢山話すべきだと思っていたけど、、ちょっと面接での振舞い方について勘違いをしていたみたい。。

まぁ…落とされるのは仕方ないのかなと思った。

自分はITをやりたいのか…?

社内SEの面接で、会社によっては自分が過去に経験した案件や触れた機器について細かく説明を求められた。

その時はオンライン面接で、現職で作成していた業務経歴書がたまたま手元にあったからそれ見つつ説明したけど、内心(自分はそこまでITをやりたいわけではないんだよな…)という思いが強く出た。

そもそも現職でITに対する嫌悪感も出てたから、社内SEとして働いてもこの先後悔しそうだと思った。

それで社内SEの求人に応募するのはもうやめようとなった。

選考進んでたところはそのまま受けたけどね。

結局事務系メインで応募することに

ITをやめてバックオフィス系の仕事となるとやはり狙うは事務職となる。

事務職の転職はハードル高いと聞くから、未経験事務転職に特化している別のエージェント(ミラキャリ)にも登録した。

そこは履歴書や職務経歴書、面接のアウトラインの添削を丁寧にしてくれたからリクルートよりも面倒見が良いと思ったよ。面接不可能な日程とか予め共有しておくから面接の予定もすんなり入れてもらえた。

それで一般事務や経理事務など、いくつか未経験可の求人に応募したけど、さすがに人気職種だからかすぐ受付終了して書類選考さえしてもらえないところが多かった。

こじんまりとした会社で必須条件を満たしているところでも普通に書類はじかれたりもした。

でも通るところは通って、一次面接の案内もちょいちょい来たんだよね。

…ま、ちょっとあって実際に事務の面接を受けることは無かったんだが。

意外な結末

水処理施設の求人を漁っていた時期に一社、地元にある工場が機械オペレーターの求人を出していて、ちょっと気になって応募していたの。

書類が通って、適性検査のSPIも普通に通過して面接も受けていた。(面接は1回のみだった)

まぁ、転職軸がコロコロ変わっちゃって…今更機械オペレーターで採用されても辞退するつもりでいたが…w

ある日社内SEで応募していた会社の二次面接から帰宅した時にスマホみたらエージェントから連絡来てて、なんとその工場からまさかの総務事務のポジションで内定出しを検討されているときた。

そこから事務で採用される可能性が出るとは全然思わなかったよ。その職種の求人票みたら事務経験者を募集してたし。

相手も自分が事務未経験だとわかっていて検討しているとのことで、業績は安定してるし地元で事務として働けるならこれ以上良いことは無いと思い、前向きに検討したいと連絡しておいた。

そして週明けにエージェントから電話がかかってきて、その工場から内定が正式に出されたことを伝えられた。

因みにこの時点で他の企業からの内定は出ていなかった。(逆に都合良かったのか…?)

条件などをじっくり考慮したうえでオファー面談へ

今のうちに疑問点解消するため内定先の工場がオファー面談をやってくれることになった。

福利厚生とか細かい部分は面接のとき聞けなかったからね。。

この時点で両親に内定先の就業条件を見せて問題ないと許可もらっていたから、もう本当にオファー面談の内容で決める状態だった。

予め聞く内容をリストアップし、エージェント経由で日時を調整してもらって、出社前に1時間取っていただいた。

オファー面談には面接官だった人が対応してくれた。

とてもやさしくて穏やかなおじちゃんだから接しやすかった。

まず何故機械オペレーターではなく総務事務の仕事で採用したのか説明を受けた。

工場内作業となると機械音うるさいし、人とのコミュニケーションも端的に行うことになるから、面接の時の印象で事務系の方が向いていると判断されたそう。

確かにその通りだと思ったわ…w

自分はうるさいところにいると基本声通らなくなるからマトモに仕事出来なかったと思う。(実際はイヤホンマイクをつけて作業しているらしいが。。)

それから予めエージェント経由で投げていた質問に一つ一つ回答をいただいた。

自分が総務のどのポジションを担当するのかや、転勤は各個人の希望を反映してくれるのかとか。

殆どのメンバーが新卒入社で定着率は滅茶苦茶良いみたいだし、みんな笑いながら仕事してると聞いてなんか安心した。

残業は多少あるみたいだけど、月末月初の決算とかやめた人の穴埋めによるものらしい。これは仕方ないよね。。

最初はオファー面談受けると何かしら不満点が残って一層承諾を迷うことになるかもしれないと不安だったけど、今回は見事に綺麗に解消されてスッキリしたわ。

内定承諾へ

オファー面談の内容から特に問題は無いと思ったが、すぐ承諾はせずに少し時間をおいて改めて考えてから承諾しようと思った。

人生の重大な選択になるわけだからここは慎重にやらねば。。

こっそり業務中にオファー面談で教えていただいた内容を整理して、もうこれなら断る理由無いなと判断して承諾することを決心した。

そして休み時間中にとうとうエージェントに承諾することを伝えた。

勿論現職の上司にも報告した。

これから本格的に退職交渉することになると思いきや…実は既に上司や営業には「今の現場の仕事が合わなくて辛い」且つ「転職活動してて内定はすでに出ているから5月には辞めたい」と伝えてて、部長たちにも知れ渡ってたからもう有給消化さえしてもらえればOKと言われた。

因みに親に伝えた時が一番緊張したかも。

入社するという意思を伝えたわけだから、選考が進んでいた企業はすべて辞退となった。

入社まではのんびりと過ごす予定

内定承諾した段階で現在の派遣先との契約がいきなり終わった。

コールセンターだし、後任者がいるわけではないから引継ぎとか必要なかったんだよね。

で、今は有給をのんびり消化しているところ。

6月入社の予定だから2か月フリーになる。

工場からも今はゆっくり休んでほしいと言われているから、大学時代以上に人生の夏休みを満喫することになりそう。

今のうちに沢山遠出しておきたいところ。